@article{oai:shotoku.repo.nii.ac.jp:00000038, author = {伊藤, 賢次}, issue = {1/2/3/4}, journal = {Review of economics and information studies, Review of economics and information studies}, month = {Mar}, note = {トヨタ自動車は1933年(昭和8年)に産声を上げたが、第2次世界大戦後の1950年(昭和25年)に経営危機を迎え労働争議が起きる。しかしその後は、高度経済成長やモータリゼーションの到来とともに、貿易自由化や資本自由化といった厳しい対外的な開放政策の展開の中においても、劇的な成長を遂げ、1980年代初め(昭和50年代後半)には年産300万台を越え「世界のトヨタ」となる。こうした急激な発展の原動力は、創業時の「豊田綱領」を源とする経営理念とともに、1962年(昭和37年)に労使間で交わされた「労使宣言」が大きく働いたと考える。その基本的な考え方は「相互信頼に基づく労使協調」と「生産性向上と労働条件改善の同時実現」による「世界のトヨタヘの飛躍」である。これは見事な成果を収める。この考え方は「日本的経営」の代表的事例として位置付ることができる。これは豊田英二の社長時代に最も特徴的にみられ、その後も継承されている。}, pages = {426--451}, title = {トヨタ自動車における経営理念と労使協調 : 「労使宣言」を中心に}, volume = {2}, year = {2001} }